注意!猫に気をつけるべきアロマオイル

2017-01-04

watch-out-for-cats161224

 

動物にはアロマオイルはあまりよくないといわれますが、ペットを飼っている人はどうしていますか?

実は、アロマオイルは猫に対してはちょっと気をつけなければいけない点があるんです。

 

アロマオイルの中毒症状を起こしてしまうから

最初に問題になったのは、ティートリーオイルでした。ティートリーは抗菌作用に優れ、人の肌にも比較的易しいアロマオイルなので、風邪の予防や水虫の治療など幅広く使える万能オイルです。

犬のノミよけスプレーなどにも使えますし、蚊よけスプレーとしてもとても有効です。

 

ところが、その働きがネコ科の動物にはあまりよくなかったんですね。ティートリーを高濃度に配合した猫用シャンプーで、中毒を起こす事例が多発しました。つまり、皮膚から浸透したティートリーで中毒を起こしたんです。

 

これは、ネコ科の動物がアロマオイルの成分を、うまく代謝できないためだということが解ってきました。実は、猫は完全な肉食動物だということをご存知でしょうか?肉食動物なので、植物を栄養素として取込むことが出来ないんです。

 

つまり、植物から採れたアロマオイルが体内に入ると、うまく肝臓で解毒できずに中毒症状を起こしてしまうのです。

 

気をつけなければいけないアロマは?

では、どんなアロマオイルに気をつけなければいけないかというと、以下の成分を含むものはNGとされています。

・リモネン(主に柑橘系のアロマ)
・ピネン(ユーカリ、サイプレス、ジュニパーなど樹木系のアロマ)
・フェノール類(シナモン、クローブなど刺激の強い香りのアロマ)
・ケトン類(ペパーミント、ローズマリーなど)

あくまでこれらは代表的なもので、アロマオイルというのは通常数十種類の成分から構成されています。どのアロマオイルにどんな成分が入っているのか、完璧に把握するのは無理なので、猫をアロマオイルの中毒症状から守るためには、猫の皮膚には使用しない、これしかないでしょう。

 

では、芳香浴なら大丈夫なのでしょうか?香りの成分は鼻からももちろん微量ですが、体内に入っていきます。

ですから、香りを嗅ぐことも全くの無害だとは言い切れないところがあります。ただし、経皮吸収する量と比べれば、ごく微量です。今のところは、芳香浴くらいでは即中毒を起こすような心配はないと言っていいでしょう。

ただし、大事なペットですから、心配であれば猫のいるところでアロマはしない方が無難かもしれません。

 

・使用上の注意は、エッセンシャルオイルの使い方をご覧ください。

・ドテラのエッセンシャルオイルをお得に買うためにはこちらをご覧ください。

ユーザーズボイス!エッセンシャルオイルを愛用している人の声を集めました。

CPTGとは、100%純粋なエッセンシャルオイルの証明です。

・メディア掲載については、こちらをご覧ください。

・アロマの活用法については、こちらをご覧ください。

 

人気の記事はこちら

Copyright(c) 2014 AromaBartender. All Rights Reserved.