カサカサ肌に悩まされる乾燥肌

2016-02-15

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多くの女性が悩んでいる肌トラブルが、「乾燥肌」といってもいいかもしれません。肌を触ってカサカサしていると感じたり、最近化粧のりが悪くなったと感じたりするときは、乾燥肌の傾向があるといえるでしょう。

 

乾燥肌になってしまうのは、エアコンや暖房などによる外側からの乾燥や、精神的ストレスなどで、肌の表皮の水分を保護する機能や皮脂分泌機能が低下し、肌の水分含有量が低下してしまうからです。

 

人間の肌の角質には、15%以上の水分を維持するようにできています。つまり、15%以下になった状態が乾燥しているといいます。

 

乾燥肌は、肌がカサついてしまうだけでなく、ウィルスや刺激物など、外部から侵入する異物から守るバリア機能も低下してしまうため、数々の肌トラブルを招きやすくなってしまうのです。

 

乾燥がさらに進むと、敏感肌になってしまう場合もあるので、外側からたっぷりとうるおいを与えるのはもちろん、肌の内側からも水分や栄養分を与えてあげることが必要です。

 

保湿作用や血行促進作用の高いエッセンシャルオイルを使って、トリートメントしていきましょう。

 

洗顔後の乾燥対策について

洗顔直後、汚れと共に皮膚の油の量は急激に低下します。それと並行して角質層の中に含まれている水分の蒸散が急激に上昇し、その後、ゆっくりとしたスピードで蒸散し続けます。 

よって、洗顔直後はタオルなどで肌に残った水分を軽く拭き取り、保湿剤を塗る事が望ましいと考えられています。塗り方は、保湿剤を皮膚にすりこむのではなく、手の平で皮膚になじませるように優しく塗りましょう。塗る部位は特に乾燥しやすい部位を意識して下さい。

 

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図の色が濃い部分程、乾燥しやすいと報告されています。また、保湿剤を塗るタイミングは洗顔直後がポイントです。

 

「冬」では「夏」の約2倍の水分量が角質層から蒸散しているという報告もあります。皮膚のバリア機能を維持するようなスキンケア意識して行ってみてください。

 

文献:冬の乾燥から肌を守るためのスキンケア
埼玉県立大学 保健医療福祉学部 看護学科 講師 西尾奈緒美

 

おすすめオイル

ラベンダー、ゼラニウム、サンダルウッド、ローズ、ローマンカモミール、オレンジ、ジャスミン、フランキンセンス、ミルラ、イランイラン、パチョリ

 

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